国連気候変動枠組条約第30回締約国会議(COP30)の開催まであと1か月となった。11月10日から21日まで、パラー州ベレンで行われる同会議では、ブラジルが初めて議長国を務める。各国にパリ協定の履行を確実にさせることや、国際協調主義(マルチラテラリズム)の強化、気候対策のための国際的な資金調達など、様々な課題について協議する。気候変動局長のアロイジオ・ロペス・デ・メロ氏は、「COP30は、多国間システムがいまだに気候危機に立ち向かう力を持っていることを証明しなければならない」と語った。COP30では各国の目標水準引き上げを目指しており、ブラジル政府はより実効性のある目標設定を求めていく方針。
COP30開幕まで1か月

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