コーヒー生産地としてのセラード開拓には、農園主間の競争よりも団結が求められた。現在でもセラードでは企業や団体、生産者組合、供給業者間で組織的な体制が整っている。コーヒー生産の歴史が比較的浅いにも関わらず、セラードの年間収穫量は600万袋に達し、ブラジルのコーヒー生産全体の12.7%を担うまでになっている。セラード地域内のコーヒー生産者数は4500人を超え、作付面積は23万4000ヘクタールに上る。中でもパトロシニオ市は、5万2000ヘクタールの作付面積を持つ国内最大のコーヒー生産地となっている。
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出所:CNI