ブラジル国内の人口5万人以上の都市を対象に行った調査に基づくスマートシティランキングで、サンパウロ市が全673都市のうちで首位に選ばれた。サンパウロは、充実した地下鉄網や新たな路線の建設計画、全長400キロメートルにおよぶ自転車専用レーン、コンゴーニャス空港とグアルーリョス空港からの就航都市数の多さなど交通手段の豊富さが認められ、モビリティとアクセシビリティが高く評価された。
テクノロジーとイノベーション分野では、サンパウロ市には3つのハイテク工業団地と11社のインキュベーターがある。人口100人当たりのインターネットアクセスポイント数は85ポイントで、インターネット接続の56.3%は通信速度34Mb以上のブロードバンドとなっている。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社