駐日ブラジル大使館は6月14日にブラジル文学読書会を開催し、日本語訳が出版されたグラシリアノ・ハーモスの「乾いた人びと」を取り上げた。読書会では上智大学講師のタミス・シルベイラ氏とジャーナリストの岸和田仁氏がモデレーターを務めた。1938年刊行の「乾いた人びと」は、経済的不平等や格差が生み出す差別を告発した作品。大使館では今後もブラジルの文学作品を紹介する読書会の開催を予定している。
グラシリアーノ・ラモスの人生と作品解説はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=Y_v-3v1Sb-Y&t=51s
記事: 羽山ネイデ