3月11日から14日に開催されるFOODEX JAPAN 2025 – 第50回 国際食品・飲料展に、ブラジル輸出投資振興局(ApexBrasil)の協力を受けたブラジル企業が30社出展する。FOODEX JAPANは毎年東京で開かれる日本最大の食品・飲料の展示会で、ブラジルの商品にとっては環太平洋パートナーシップ(TPP)に加盟するアジア諸国進出のための足掛かりとなっている。環太平洋パートナーシップ(TPP)とは、カナダ、チリ、オーストラリア、ブルネイ、日本、マレーシア、メキシコ、ニュージーランド、ペルー、シンガポール、ベトナムの計11カ国が加盟する経済連携協定で、加盟国のGDPの合計は世界のGDPの13.5%を占める。
第50回 国際食品・飲料展には、世界60か国から8万5000人以上のバイヤーと出展企業3300社の参加が見込まれている。2024年は世界90か国から2800社が出展し7万6000人が来場した。昨年のFOODEXでは、ApexBrasilの支援を受けたブラジル企業の出展で1億6648万ドルの商談が成立した。今年は昨年を上回る成果が期待されている。
ブラジル外務省(MRE)は駐日ブラジル大使館を通じ、ApexBrasilのパートナーとして、ブラジルのカシャッサとスペシャルティコーヒーのPRを目的とした「カシャッサ・コーナー」と「コーヒー・コーナー」をサポートする。試飲会やブラジル製品に関する興味深い情報の発信も行う予定。そのほかにもハチミツや小麦粉、ビスケット、キャンディ、チョコレート、アサイー、自然食品、ソース、オーガニック食品なども出品される。
出所:ApexBrasil