11月10日から21日までパラ州の州都ベレンで、第30回国連気候変動会議（通称「気候変動枠組条約締約国会議」＝COP30）が開催される。同会議は年に一度、毎回異なる国で開催されるもので、大気中の温室効果ガスの濃度の安定化に向けて1992年に採択された「国連気候変動枠組条約」を実施するための方法を模索する。COPは、2015年のパリ協定をはじめとするこれまでの会議で合意された取り組みの実施を加速させながら、今世紀末までに地球の平均気温上昇を1.5℃に抑えるために必要な措置を定めることを目的としている。
出所：アジェンシア・ブラジル通信社