CCBJニュースレター

在日ブラジル商工会議所は、毎月会員の皆様あてにニュースレターをお届けしております。12月号では、日成コーポレーション株式会社の飯島 隆光社長にご寄稿いただきました。創業31周年を迎えた同社は、日本国内でブラジルの衣類や化粧品の輸入販売を行っています。

 

31周年を迎えた日成コーポレーション

日成コーポレーション株式会社

飯島 隆光社長

日成コーポレーションは2021年で創業31周年を迎えました。当社の歴史は、在日ブラジル人コミュニティの歴史と密接に関わっています。全ては1990年に群馬県大泉町で始まりました。ブラジル人が仕事のために大泉町に来るようになった当初、この町にブラジル料理が食べられるような店は多くありませんでした。

そこで当社は、シュラスコやフェイジョアーダなどブラジル料理を出すレストラン「パンタナル」を開店し、10年間営業を続けました。

1995年には、ブラジルの化粧品ブランド「オ・ボチカリオ」の商品の販売を開始。レストラン内での販売が好評だったことを受け、その後全国展開することになりました。現在では実店舗やネットショップなど500ヶ所で販売されています。

私自身、ブラジルにあるオ・ボチカリオの生産工場に何度か足を運び、事業に対する真摯な姿勢や品質の高さを目の当たりにしました。

日本の消費者の間では、ボディクリームの「Lily」が香りが良いと好評で人気商品となっています。当社では4ヶ月毎にコンテナ1台分のオ・ボチカリオ商品を輸入しており、そのことも同ブランドの日本での人気の高さを証明しています。

現在当社では、化粧品以外にも、下着やジーンズ、靴、バッグ、衣類など、30以上のブラジルブランドの商品を取り扱っています。

在日ブラジル人コミュニティの歴史の一部である日成コーポレーションのこれまでの歴史に関わりを持ったすべての皆さまに感謝申し上げます。

ありがとうございました。

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