ブラジルの調査会社Serasa Experian社が行った調査によると、今年2月のブラジル国内の企業による融資申請件数は、前年同期比で12.7%増加した。部門別では商業部門からの申請が最も多く、前年同期比で15.5%増だった。Serasa社では、新型コロナウイルスの感染拡大による経済危機の中で、企業は事業を継続させる目的で資金の借り入れを行っていると分析する。地域別の申請件数増加率は、北東部が最も高い14.3%増を記録し、以下南部(13.5%)、南東部(12.6%)、中西部(10.9%)、北部(9.9%)と続いた。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社