25年以上にわたる交渉を経て欧州連合理事会で承認されたメルコスールとEUの自由貿易協定では、関税の段階的撤廃が定められている。EUは12年以内にメルコスール産品の95%の関税を撤廃し、メルコスール側は15年以内に欧州製品の91%の関税を撤廃する。機械、自動車、化学、航空機などの産業分野は直ちに同措置の対象となる見込み。農業分野では、牛肉、鶏肉、砂糖、エタノールなどのセンシティブ品目は数量枠(クオータ)の対象となり、市場の不均衡が生じた場合にはEUが関税を再導入できるセーフガード措置が導入される予定だ。同協定では厳格な衛生基準が維持され、パリ協定の目標未達成に対しては制裁の可能性を含む環境上の責務も盛り込まれている。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社