ブラジルのルーラ大統領と欧州委員会のライエン委員長は、今月16日、メルコスールと欧州連合(EU)間の通商協定が、持続可能な開発と雇用創出、格差是正を後押しするとの認識を示した。25年以上にわたる交渉を経て締結された同協定によって、人口約7億2000万人の世界最大級の自由貿易圏が生まれる。「開発と社会的公正を促進するのでなければ、貿易自由化は意味をなさない」とルーラ大統領は強調し、ブラジルとして労働者の権利、環境保護、エネルギー転換に真剣に取り組む決意を示した。同大統領によると、ブラジルは一次産品(コモディティ)への依存度を減らし、工業製品やより高い付加価値を持つ製品の輸出拡大を目指すという。EUのライエン委員長は、この協定が明確なルールと予測可能性の高いサプライチェーンを通じて、両ブロックの企業や労働者に具体的な機会をもたらすと述べた。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社