エジソン・ファキン判事が9月29日、ブラジル連邦最高裁判所(STF)の長官に就任した。任期は2年間となる。副長官はアレシャンドレ・ジ・モラエス判事。歴代長官と比べて穏健な姿勢で知られるファヒン氏は、政治的な対立は避け、社会的・経済的な影響の大きい裁判の運営に集中すると見られている。就任後初の裁判では、アプリ配車や配達サービスのプラットフォームとドライバーの間に雇用関係が成立するかどうかを審理する。ファキン氏は2015年にSTF判事に任命され、汚職捜査「ラヴァ・ジャット(洗車)作戦」で主任報告官を務め注目を集めた。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社