ブラジルのルーラ大統領は23日、熱帯雨林保護基金（TFFF）に10億ドル拠出すると発表した。同基金は、ブラジル政府が世界銀行の支援を得て構想したもので、11月にベレンで開催されるCOP30で正式に発足する。COP30の開催までに、民間資金を呼び込むための資金として250億ドル集め、最終的に1250億ドルを熱帯雨林保護に充てることを目標としている。ルラ大統領によれば、TFFFは「地球上の生命を守るための仕組み」であり、混合型の基金として機能する。投資家や森林を維持している国々には毎年配当が支払われる。
出所：アジェンシア・ブラジル通信社