パラ州西部のジュルチにあるジャラ環境保護区(APA)は、環境保全と地域開発の融合の手本となりつつある。5000ヘクタールの保護林があるこの地域には、5月末までにエコロジカル・トレイルが整備され、コミュニティ主体の観光の取組みが導入される予定。アマゾン人間・環境院(Imazon)とジュルティ市の共同事業で、地元ガイドの養成や、環境教育活動、地域の若者を対象としたコミュニケーション講座なども含まれ、ジャラ環境保護区のネット上の認知度向上を目指す。