キョウダイ·マーケットは、ブラジルから日本へ直輸入する冷凍アサイーピューレの発売イベントを1月24日に開催した。同社はパラ州に本社を置くアマゾンポルパスと提携しアサイーの輸入事業に参入。発売イベントに出席した駐日ブラジル大使館のチアゴ·ポッジオ·パドゥア参事官は、同社の取り組みを称賛し、「キョウダイは数十年にわたってブラジルとラテン産品の貿易に携わってきた。日本で供給されているアサイーの95％以上はブラジル産で、日本でも人気が高まっている」と語った。
キョウダイの牧野正洋氏は、同社が輸入するアサイーピューレの濃度が14％であることについて、「研究によって消化に最適な濃度」だと説明。イベントの最後にはキャッサバ芋と魚のフライやコシーニャ（鶏肉のコロッケ）にアサイーソースを合わせた料理の試食会が行われた。牧野氏によると、パラー州ではアサイーはソースにも使われるという。アサイージュースや、イチゴ、キウイ、バナナ、カカオニブなどを入れたアサイーボールも振る舞われた。イベントには、オタヴィオ・コルテス駐日ブラジル大使と在東京ブラジル総領事館のアンドレ・シェルモン・デ・リマ在東京ブラジル総領事、外務省中南米局の中島里美氏も出席した。
キョウダイ·マーケットは、プレーンタイプに加え、アマゾン産ガラナエキス入りのアサイーピューレを販売している。