サンパウロ市にあるポルトガル語博物館の館内には、「世界の言語」コーナーがあり、世界で現在使われている7000以上の言語の中から、ブラジルにゆかりのある23言語の音声が聴けるようになっている。その中にはヨルバ語、キンブンド語、ケチュア語、グアラニー·ムビャ語なども含まれる。ブラジルのポルトガル語のアクセントや表現を紹介する展示や、ポルトガル語圏諸国共同体(CPLP)加盟国間の結びつきや文化の多様性に焦点を当てたコーナーもある。ポルトガル語は現在世界5大陸で約2億6,100万人によって話されている。