1月1日からブラジルの最低賃金額が1518レアル(日本円で約4万円)に改定された。2024年の最低賃金1412レアルから106レアルの増額(7.5%増)となった。労働組合連合経済社会統計研究所(DIEESE)によると、ブラジルの労働者5900万人が最低賃金に連動した所得を得ているという。また年金生活者1900万人の収入は最低賃金と同額となっている。社会扶助制度で対象者に給付されるBPC(継続的提供給付)や賃金助成、失業保険などの補正が行われる際にも、最低賃金が下限として用いられる。
出所:ブラジル連邦政府