駐日ブラジル大使館は、日本でのブラジル文学や文化の普及を目的にブラジル文学バイリンガル読書会を開催している。4月13日には『曲がった鋤』の作者イタマール·ヴィエイラ·ジュニオール氏をゲストに招き読書会が開かれた。『曲がった鋤』はブラジル文学作品としては過去数十年で屈指の成功を収めた小説で、20カ国以上に翻訳されている。ポルトガル語文学作品に贈られる主要な賞であるレヤ賞(2018)、ジャブチ賞(2020)オセアーノス賞(2020)を受賞。読書会では上智大学のタミス·シルベイラ講師がモデレーターを務めた。水声社から出版された『曲がった鋤』は、東京外国語大学の武田千香教授と常葉大学の江口佳子准教授が翻訳を担当した。
写真(左から):タミス·シルベイラ氏、イタマール·ヴィエイラ·ジュニオール氏、武田千香氏、タチアナ·テイシェイラ氏(駐日ブラジル大使館)
翻訳:CCBJ/メディア·ブラジル