コロナ禍により一時減少したブラジル産カシャッサの輸出は、2021年にはすでに回復に転じ、今年は過去最高を記録した。輸出額は1847万米ドルで、過去12年間で最高額となり、前年比で54.74%増加した。ブラジル経済省貿易統計(COMEX STAT)の調査を元にブラジルカシャッサ協会(Ibrac)が1月から11月までのデータを集計した。
現在ブラジルのカシャッサは世界72カ国に輸出されており、米国、ドイツ、ポルトガル、イタリア、フランス、パラグアイが主な輸出先となっている。ポルトガルはカシャッサ輸入額が2倍以上になり、イタリアは180%増を記録した。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社