謝辞

在日ブラジル商工会議所(CCBJ)は、先日開催された「現代ブラジル論セミナー: ブラジルとの付き合い方」にご参加いただいた皆様に心より感謝申し上げます。パネリストには上智大学の子安昭子教授、堀坂浩太郎名誉教授、拓殖大学の竹下幸治郎教授をお迎えしました。

冒頭で子安教授は昨今の中東危機に触れ、ブラジル政府は対話と交渉こそが平和への唯一の手段であるという立場をとっていると述べました。また、イタリアで開催された冬季オリンピックでブラジル国籍のルーカス・ピニェイロ選手が金メダルを獲得したことが大きな反響を呼んだと指摘し、「左右のイデオロギーに関係なく、政治家たちが祝福のメッセージを発信していた。今年大統領を含む総選挙が行われるブラジルでも、政治の分断がしばしばいわれるが、スポーツ、とりわけ冬のスポーツに関してイデオロギーは関係なかったのかもしれない」 と語りました。

竹下幸治郎教授は、日本貿易振興機構(ジェトロ)の指標を引用し、ブラジルがインドに次いで世界第2位の「日本にとって有望な投資先」であり、航空機やコンピュータなどの製造に不可欠なニオブの世界最大の生産国である点などを強調しました。

最後に登壇した上智大学の堀坂浩太郎名誉教授は、「ブラジルが南米のグローバル・サウスであることは自他ともに認めるところだ。しかしこれまで、世界の中でとかく目を引いてきた何か新しいことをしているといった「新規性」よりも、総じて静かな、そしてしなやかな「大人の行動」が目につく。成熟度が増した国、と私の眼には映る」と述べました。

写真:CCBJ副会頭 後藤恵介、子安昭子教授、堀坂浩太郎名誉教授、竹下幸治郎教授、CCBJ専務理事 清水裕幸

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