在東京ブラジル総領事館主催の料理コンテスト「ブラジル・グラン・シェフ2024」が開催された。7回目となる今年のテーマは「米」で、料理には日本とブラジルの食材が使用された。11月17日に行われた決勝大会には、20名の応募者の中から選ばれた7名のファイナリストが参加した。在東京ブラジル総領事館のアンドレ・シェルモン・デ・リマ総領事、 駐日ブラジル大使館のパトリシア・コルテス首席公使、世界的に有名な料理学校ル・コルドン・ブルー代表の赤堀ガエル氏、シェフのパティ・オカモト氏、ミジーニャ・クロ氏も審査員に名を連ねた。
優勝したロナウド・イシザカ氏は「秋、黒米とブラジルナッツ、栗、人」と題された料理で参加。何度目かの挑戦にして今回初めて、目指してきた優勝を勝ち取った。「艶のある米で個性を出すため、黒米を選んだ」という。
優勝者には賞金5万円とブラジル・グラン・シェフのトロフィー、トラモンティーナ社とル・コルドン・ブルーの商品キットなどが贈られた。「ブラジル懐石」で2位となったブルーノ・オウチ氏には、賞金2万円と同じキットが贈られた。3位は野崎リカルド氏の「柚子ライスプディング、カシューナッツクランブル添え」が選ばれた。
記事・写真:羽山 ネイデ