ブラジルのルーラ大統領は、月収5000レアル(約14万8千円)までの人を対象とした所得税(IR)免除と、高所得者層への所得税引き上げを承認した。同措置は来年1月から施行され、1500万人以上が恩恵を受ける見込み。
社会正義と不平等対策に関する演説で、ルラ大統領は「格差のいない社会」は存在しないが、「国家を必要とする人々のために政治を行う必要がある」と強調した。またブラジルの経済成長は国民の消費を基盤としているとも述べた。
出所:アジェンシア·ブラジル通信社