ブラジルのボルソナロ大統領は、南北鉄道の一部区間(ゴイアス州サンシモンからサンパウロ州エストレラ・ドエステまでの区間)を開通させた。3つの州にまたがる総延長172キロの区間で、ルモ社が運営を担当している。同社はパライバ川にかかる長さ530メートルの橋の建設費など7億1100万ドルを出資した。南北鉄道の計画は、ブラジルの鉄道輸送システムの根幹としてサルネイ政権(1985年から1990年)時代に発表された。国家陸運庁(ANTT)の試算では、南北鉄道の貨物輸送需要は2055年までに2273万トンに達すると見込まれている。
出所:インフラ省
翻訳:CCBJ/メディア・ブラジル