中国は新たにブラジルのコーヒー輸出業者183社を承認した。承認期間は今年7月30日から5年間。今回の承認は、ブラジル産コーヒーの最大の輸入国である米国が、コーヒーを含むブラジル製品に対して50%の関税をかけると発表した日に公表された。中国のコーヒー消費量は年間16杯だが、現在増加中であり、今回の措置はブラジルにとって戦略的機会となる。今年1月から6月のブラジル産コーヒーの対中輸出量は52万9000袋で、対米輸出量(330万袋)を大きく下回っている。ブラジルのコーヒー業界は、新たな市場向けに輸出を振り分けることを検討している。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社、Cecafé、Cepea/USP