ブラジルの体操選手レベッカ・アンドラーデ選手(24)が、「スポーツ界のアカデミー賞 」とも呼ばれるローレウス賞をブラジル出身女性として初めて受賞した。授賞式はマドリードのパラシオ・デ・シベレスで行われ、アンドラーデ選手はカムバック賞を獲得。サンパウロ州グアルーリョス出身の同選手は、3度の膝の手術を経て、競技人生を諦めかけながらもパリオリンピックでは4つのメダル(床で金、個人総合と跳馬で銀、団体で銅)を獲得した。床では優勝候補のシモーネ・バイルズを破り、表彰台でアメリカのライバル選手たちから祝福を受けた。