昨日(27日)、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルヴァ大統領は、日本からベトナムに向かいました。天皇陛下は、別れのあいさつをされました。ルーラ大統領の来日は、2023年5月に開催されたG7広島サミットに参加した時以来で、今回で5度目となる。
2024年のブラジルと日本の貿易額は110億米ドルで、ブラジルの黒字額は1億4.680万米ドルだった。ブラジルの主な輸出品は、鶏肉(生・冷凍)やアルミニウム、豚肉、セルロース、コーヒー生豆、鉄鉱石など。ブラジルが日本から輸入する主な品目は、自動車部品・付属品、測定器・計測機器、ピストンエンジンなどの工業製品。
ブラジルと日本の外交関係は、両国間のハイレベルの相互訪問や、昨年9月に発表された短期滞在ビザ免除に向けた取組みの前進によって勢いを増している。経済・貿易分野では、両国間には高い補完性と活発な交流がある。世界第4位の経済大国である日本は、対ブラジル投資で主要投資国の一つとなっている。日本からの投資対象となっている分野は、自動車や、電材、鉄鋼など多岐にわたっている。
両国は2014年以来、戦略的グローバル・パートナーシップの関係にあり、長年にわたる人的関係、科学・技術・イノベーション分野での協力強化への関心、二国間貿易・投資の重要性、国際問題やG4(国際連合安全保障理事会改革を提唱する日本、ドイツ、インド、ブラジルの国家連合)の問題に関する積極的な協力によって特徴づけられている。G4諸国は毎年外相会合の開催を予定しており、最新の会合は2023年にブラジリアで行われた。
出所:ブラジル連邦政府
写真:Ricardo Stuckert / PR