ブラジル観光省は、COP30の「ブラジルを知ろう」パビリオン内で行われたパネルディスカッション「ごみゼロプロジェクト:COP30の持続可能なレガシーに対する観光省の貢献」で、「ごみゼロプロジェクト」の成果を発表した。同プロジェクトは、COP30がベレンにもたらした主要な社会・環境レガシーの一つ。アマパー連邦大学(Unifap)とカタ・パラー・ネットワーク協同組合との協働で実施され、起業家の能力向上や技術診断の実施、ベレンにあるの3つの戦略的観光スポット(ヴェロペーゾ市場、サン・ブラース市場、エスタソン・ダス・ドーカス)における循環経済の強化を推進した。期間中は13日間にわたり、学生や教授らがこうした場所を巡回し、商店主の啓発や分別の指導に加え、観光分野の環境負荷軽減のためのシンプルかつ効果的な実践を紹介した。
出典:観光省