ブラジル銀行在日支店は、世界で最もサステナブルな銀行（Global 100）として認められたブラジル銀行の取り組みを推進し、海外事業部門として初めてゼロエミッションを達成した。ブラジル銀行在日支店は、ブラジル銀行のESG（環境・社会・コーポレートガバナンス）部門と連携して排出量の測定やオフセットなど認定に必要な手続きを実行し、国連が発行する認定書を取得した。申請に使われたのは2022年の測定データで、認定書には期間中に約347トンの二酸化炭素が中和されたと記載されている。
ブラジル銀行在日支店が主催したセレモニーに出席した駐日ブラジル大使館のチアゴ・ポッジオ・パドゥア参事官は、「今回の認定は、ブラジル政府が掲げる優先事項に沿った、よりクリーンで持続可能なビジネス展開にブラジル銀行が積極的に取り組んでいることを示す」と語った。在日ブラジル商工会議所の行徳セルソ会頭は、「日本はエネルギー分野で海外資源に大きく依存している。より持続可能な世界としていくために、ブラジル銀行のノウハウが広まることを期待している」と述べた。
記事・写真；羽山・ネイデ