ブラジルのボルソナロ大統領は、グリーン農産物証券（CPR）の導入を定めた大統領令に署名した。経済省によると、グリーン農産物証券は、カーボンオフセットに関心を持つ企業に対し環境保護や低炭素経済に貢献しながら農業環境に投資する機会を提供するもので、環境保護活動に取り組む生産者にとっては資金源となる。またブラジル森林法で定められた環境サービスへの支払い制度（PSA）の支払手段の一つとして活用することで、農牧や林業の生産性と環境負荷の削減を両立させるためのテクノロジーや優良実践導入の促進も期待されている。
出所：アジェンシア・ブラジル通信社