ブラジルの統一保健システム 創設から35年

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ブラジルの統一保健システム(SUS)は、今月19日に創設35周年を迎えた。アレシャンドレ・パジーリャ保健大臣によると、SUSは世界最大級の公的医療制度の一つとして定着している。「SUSはブラジルにおける最大の社会的成果だ」と話す同大臣は、SUSによって集団予防接種や臓器移植、専門診療、地域保健員、社会的弱者向け医療サービスなどが大きく進歩したと強調。一方で、診察や検査、手術を受けるまでの待ち時間が依然として課題であり、コロナ禍でさらに深刻化したことも認めている。

出所:アジェンシア・ブラジル通信社

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