今年1月からブラジルの最低賃金が1412レアルに引き上げられた。2023年5月から12月までの最低賃金(1320レアル)と比べ6.97%増となる改定額は、2月以降の給与に適用される。労組総連合統計社会経済調査局(DIEESE)の試算では、5930万人の労働者が最低賃金引き上げの対象となり、年間所得は699億レアル増加する見込み。また賃金引き上げに伴う消費増加により、政府の税収が377億レアル増加すると予想されている。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社
翻訳:CCBJ/メディア・ブラジル