マットグロッソ州北部に位置するソヒーゾ市は、「ブラジルのアグリビジネスの中心地」と呼ばれている。ブラジル地理統計院(IBGE)が発表した「市町村別農業生産統計」によると、同市の農業生産額は2024年に72億レアルに達し、国内一位となった。主な原動力となったのは大豆の栽培で、収穫量は208万トンに上り、同市の農業生産額の約半分(33億レアル)を占めている。トウモロコシの生産額(24億レアル)でも国内トップに立ち、インゲン豆は4位(1億9570万レアル)、綿花は6位(13億レアル)だった。昨年のブラジル全体の農業生産額は7832億レアルを記録した。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社