サンパウロ州政府はサンパウロ地下鉄公社(CPTM)が運営する11号線、12号線、13号線の3路線を民営化した。運営権対価は年間15億レアルに達する見込みで、コンポルテ・パルティシパソンイス社が2.57%割引で落札した。同コンセッション事業が受ける投資額は25年間で143億レアル、公的負担は100億レアルに上るとみられている。民営化計画には10駅の新設と24駅の改築、踏切の廃止なども含まれ、サンパウロ東部地区と人口460万人以上の大都市圏に乗り入れる路線の運転間隔短縮と輸送能力向上を目指す。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社