法定アマゾン地域で所有する敷地内の森林を伐採せずに保護する農業従事者に対して、補助金が支給されることになった。アマゾン環境研究所(IPAM)と環境防衛基金、ウッドウェル気候研究センターが共同で行う取り組みで、合法的な伐採圧力の軽減を目的としている。2012年に改定されたブラジルの森林法では、バイオーム(生物群系)ごとに農場面積の20%から80%を森林として保護することが義務付けられている。
アマゾンバイオームの場合、農場の80%を森林として残さなければならないが、法定アマゾン地域で合法的に伐採可能な土地の総面積は2300万ヘクタールに上る。
出所:アジェンシア・ブラジル通信社